クリスマスの心温まる話。

メリークリスマス。

みんなはどんなクリスマスを過ごしましたでしょうか?

オーストラリアやアメリカでは一年で一番大きな家族イベントです。

もうね、クリスマス前のみんなとの熱量の違いを肌で

ひしひしと感じていました。

オーストラリアに来て8年以上住んでおりますが、

まだまだ夏のクリスマスには慣れないものです。

日本にいた時もクリスマス関係なく働いていたので

クリスマスが祝日で家族総出で祝うクリスマスはなかなか慣れませんね。

というかちょっと前に別れたわたしには、

ちょっとそっとしておいてほしいクリスマスかなと思っていました。

 

そんなクリスマスはみんなどうするのかと

聞いてくるので、KFCでも食べようかなと言ったら

なんで?と。

もちろんケンタッキーをクリスマスに食べるのは

日本でしかない儀式らしい。笑

ちなみにオーストラリアのKFCはクリスマスの日はお休みです。

なのでイブに食べますけどね。

KFC

そしてわたしの予定では

メンタリスト(ドラマシリーズ)を見つくす日にしようと

思っていたんで、

みんなに何をするのかと聞かれて、

海に行ったりゆったりして、あとはペットシッターしにいくかなと。

そしたらスタッフの一人が

クリスマスは一人で過ごしちゃいけないよ、

わたしの家で朝ごはん食べに来てと誘ってくれました。

なんて優しいんだ。

彼女はニュージーランド出身のシングルマザーで

三人の娘がいるんだけど、一人はニュージーランドで暮らしていて、

一人はスッチーやってる長身の美人であと一人は

子供らしかならぬ発言をするなかなか頭の切れる6歳児。

ちょー働き者でそしていつも私やほかのスタッフを

よく気にかけてくれて、よくたくさん話を聞いてくれる、

大好きなスタッフ。

そんな彼女がクリスマスの日に朝食に呼んでくれました。

当日、さすがに手ぶらはありえないから三人にプレゼントを

用意して、からあげを作って持っていきました。

彼女はかわいぃパジャマ姿で出迎えてくれました。

そして、朝食の用意をしてくれて、

シャンパンでも飲むかと。

クリスマスなんで、なんでもありなのでさっそく朝食の前に

乾杯。

そしたらこれはあなたにと、大きなクリスマスプレゼント。

家族の朝食に呼んでくれただけでもありがたいのに

プレゼントまで。

そしたらあとこれも、これもと三個もプレゼントをくれました。

もう感謝でしかなくて、朝から泣いてしまいました。

36年生きてきた中で一番心がじんわり温かくなったクリスマスでした。

ちょっと前に辞める事件でわたしの心は結構閉じていたのですが、

彼女がその閉じている心を開けてくれたようでした。

 

帰るときには残った朝食たちを

これ明日でも今日の夜に食べーと言って

タッパーに詰めてくれました。

何からなにまで至れり尽くせりでした。

 

みんなはどんなクリスマスを過ごしましたか?